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リナレス対フアレス、マルケス対ディアスⅡのTV観戦

昨日からネット断ちをして、情報遮断をして、今WOWOWで観終わりました。

 リナレス対フアレスですが、ベテランのフアレス相手に、ダウンを与えて大差の判定勝利、というのは評価されてしかるべきでしょう。フアレスも必死の形相で肉薄し、まれにではありますが、リナレスにパンチを当てていました。リナレスはフアレスのアタックを冷静に見切り、カウンターも取れていましたので、昨年の初回KO負けの精神的なダメージはもうないと思います。本場でも知名度の高いフアレスに圧勝したことで、今後に期待できそうです。契約ウェイトがスーパーフェザーとライトの間のキャッチウェイトでしたが、リナレスの骨格なら、ライト級でも通用しそうです。10月の試合が世界挑戦かどうかはわかりませんが、できれば強豪との試合を見たいものです。

 マルケス対ディアスは、序盤、中盤のディアスの消極策のせいで、第一戦よりは面白みがかけていたように思います。マルケス相手にアウトボクシングしようという考え自体は悪くないと思いましたが、いかんせん手数が少なすぎましたね。マルケスのパンチを過度に恐れていたように見えました。
マルケスの調子も、あまり良くなかったように見えました。先のメイウェザー戦では147ポンドで戦ったのに、今回 は135ポンドをだいぶ下回る体重だったことを鑑みても、調整ミスがあったのではないでしょうか。終盤の9回以降は、ディアスにかなり攻め込まれていました。それでも、36歳であれだけのパフォーマンスが見せられるのは驚異的ですね。次は誰と対戦するのでしょうか。140ポンドには、カーンら強豪が集まっているので、140ポンドにあげても面白い、と感じました。
 マルケスは、かつてフレディ・ノーウッドに完敗した時は、あまりの消極さに期待外れの感もありましたが、よくぞここまでスターダムにのし上がったものです。かつて、クリス・ジョンとインドネシアで対戦し、判定負けしたときのファイトマネーはわずか35000ドルだった記憶があります。それを思うと、隔世の感があります。
 マルケスは、基本的には兄弟子のリカルド・ロペスにボクシングが似ていると思います。高めのガード、ロングの右フック(大橋はロペスのこのパンチで最初のダウンを食った記憶があります)などです。それなのに、ロペスがあそこまで不人気だったのは、お客さんを喜ばせる試合をしなかった(危険を冒さない)からだと感じました。今のマルケスは、打ち合いも辞さないスタイルです。プロたるもの、やはりお客さんに魅せなければならないと僕は思います。

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テーマ : ボクシング
ジャンル : スポーツ

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No title

リナレスがファレスからダウンを奪って完勝したことは素直に凄いことだと思いますが、今回は落とせない試合だから慎重に戦ったのは重々承知のうえで苦言を言うと、最後の2~3Rを攻め込まれて終わらせたのは解せないですね。やはり、単なる一選手でなくスターとして米国などで戦っていくなら、大差リードしていても最後まで攻める姿勢をお客さんに見せるのが必要だと思います。皆が皆、ラリオスみたいに打ち合いに付き合ってくれる選手でないにしろ、攻めて終わるということは今後の展開を考えると結構、大事な事ではないかなと思いました。リナレスには期待も大きいので敢えてキツイ事書きましたが・・・
マルケス兄vsディアス2は1戦目に比べるとディアスの消極さというか戦略ミスでズルズル行ってしまったのですかね。でも最後まで目を離せない試合にしたのはマルケス兄の功績だと思います。弟ラファエルもそうですが、兄弟揃って名勝負製造機ですね。相手を選ばずにガンガン試合を行う姿勢はボクサーの鏡です。日本の某三兄弟に爪の垢でも煎じて飲ませたいものです。

コメントありがとうございます

確かに、終盤にポイントを連取されたリナレスは、見栄えが悪かったと思います。しかし、フアレスの執念、ロープにリナレスに追いこんで強打を振り回す姿には、最後まで「もしあの一発がリナレスの顔面に当たれば」という恐怖感がありました。

ここ数試合、勝ち星から見放されているフアレスは無冠のまま引退するのでしょうか…このまま現役を続けても、ホープ相手の「高級かませ」になってしまう気がします。

マルケスは、メイウェザー相手にはさすがに見せ場を作れませんでしたが、中量級のスターの一角であることには違いないですね。昔と異なり、相手の出方次第で自分で展開を自在にアジャストできる能力もついてきたかな、なんて感じています。

10月の日本でのリナレス戦が、マルケス相手だったら面白いのですが。さすがに年齢によるスピードの衰えもあり、瞬間の速度ではリナレスが圧倒的に優位でしょうが、中盤くらいからマルケスがペースを握りだして、大差の判定、場合によってはストップ勝ちもあるでしょうね。

リナレスがもしマルケスの壁を超えられたならば、さらなる未来、140ポンド、さらには147ポンドへの進出もあるかもしれません。リナレス、後楽園では何回も近くで見ていますが、骨格がかなり大きく、よく126ポンドや130ポンド作れるなあ、というのが実感です。たぶん、普段の体重は節制はしていても150ポンド位はあるように思えます。
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プロフィール

とんち番長

Author:とんち番長
後楽園通い、20年超えた、筋金入りのボクシングマニアです。東大や国公立医学部志望者の高校生や大学受験生に「受験」英語を教えることが仕事です(つまりしゃべりは全く駄目です)ので、たまに英文を引用して、受験生のひまつぶしにもなればいいと思っています。結構試験でのツボがあるかもしれません。

なお、かなりのスロ好きです。「デビルマン・悪魔降臨」の画像のプレミア性を理解できた方も、相当マニアなはずです。

この16384の1のプレミアボーナスは、明が美樹の首だけになった遺骸を葬るシーンが、フリーズを伴い、画像表示されるのが基本だとお気づきでしょうか。これは、実は何の変哲もない、よくありがちな美樹が悪魔に追いかけられる画面から入ったのすが、連続演出中にプレミア引いたのでしょう。

自称プレミアハンターで、特に初打ちでプレミアを引くのが得意です(笑)。今日現在、神に5回愛されています。

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