スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ホプキンス対ジョーンズ詳報、その他雑談・・・

早めに起きてしまったので、ファイトニュースの英文を訳してみました。

Hopkins, Jones head to hospital after fight
Story by Andreas Hale
Photos by Chris Cozzone

①It took 17 years for Bernard Hopkins to avenge his loss against Roy Jones. ②Since their initial battle back in 1993, Hopkins and Jones have shared a mutual disdain for one another that prevented them from getting back into the ring. ③The bad blood was evident in the rematch as the 45-year-old Hopkins finally got his sweet revenge as he defeated the 41-year-old Jones via a grueling unanimous decision victory at the Mandalay Bay in Las Vegas.

①バーナード・ホプキンスがロイ・ジョーンズに喫した敗北を雪辱するのに、17年を要した。
②1993年にまで遡る最初の戦い以来、ホプキンスとジョーンズはお互いに軽蔑し合っており、それゆえ二人が同じリングに会することがなかったのである。(disdain「軽蔑」は難語ではあるが、上智、慶応あたりでは語彙の問題として出てもおかしくない。prevent O from Ving 「OがVすることを妨げる」は頻出。本文では意訳しています。
③二人の憎しみ合った血はリマッチで明らかになった。ラスベガスのマンダレイ・ベイで45歳のホプキンスは、ついに41歳のジョーンズを3-0ながらも双方が疲弊する判定で打ち破ることで甘美なる復讐を遂げたのである。(via「~」を通じて、grueling「くたくたになる」、unanimousは我々ボクシングファンだと3-0の意味だが、要は「満場一致の」の意味。受験生はこの意味で覚えてください)

①So grueling in fact, both fighters were sent to a Las Vegas hospital much like the beginning of “Rocky II” where Apollo Creed and Rocky Balboa shared space at the same medical center. ②Hopkins Vs Jones may have lacked the fireworks of the Hollywood cinema, but it showcased both fighters in the twilight of their legendary careers.

①実際、あまりに激しい試合であり、二人の選手は、映画「ロッキーⅡ」の始まりでアポロ・クリードとロッキー・バルボアが同じ治療室にいたのとちょうど同じように、ラスベガス病院へと搬送された。(gruelingが主節の前にあるのはおかしい。The fight having been so grueling in factのように、分詞構文の意味上の主語が、主節と異なる場合、明示するのが一応のルール。文脈上あきらかではありますが。当然、受験生がこの文をまねすると日本式の受験英語では減点されるでしょう。)
②ホプキンス対ジョーンズはハリウッド映画に見られた激しい打ち合いを欠いていたかもしれないが、二人の伝説的キャリアの黄昏を示すものとなった。

①Hopkins (51-5-1, 32 KOs) utilized his superior technique to neutralize what was left of an aging Jones’ speed and earned scores of 117-110 (twice) and 118-109. ②It certainly wasn’t pretty as both fighters engaged in a foul fest filled with low blows, rabbit punches, fighting after the bell and whatever else you could think of. ③It is what you can expect in a Hopkins fight. ④What little boxing did take place ended in the scrappy Philly fighter’s favor. ⑤He occasionally rattled Jones by rushing in with a barrage of punches and kept his opponent from mustering up much offense as he tied him up in the clinch. ⑥Roy Jones Jr (54-7, 40 KOs) was clearly a shell of his former self as he remained tentative throughout the 12 round affair and rarely threw more than one shot in Hopkins direction.

①ホプキンスは、より優れたテクニックを用い、年はとったもののジョーンズのスピードに残されていたものを巧みに殺し、117-110が二人、残り一人が118-109の判定を得た。(neutralize「中立化する、無効にする」)
②二人が様々な反則、たとえばローブロー、ラビットパンチ、ゴング後の加撃、そのほか考え付くだけのありとあらゆる反則を犯しまくったことがそれほど気分のいいものでなかったことは確かである。(itは仮主語、certainlyは文修飾の副詞として解釈。)
③それは、我々がホプキンスの試合では起こりうると想像できるものだったが。
④ボクシングで起こりうる、ありったけのことが、フィラデルフィアのファイター好みの、支離滅裂な終わり方をしただけの話である。(what little「少しだがあるだけの」)
⑤ホプキンスはしばしば、雨あられのようなパンチで攻勢をかけ、ジョーンズを困惑させた。そして、クリンチ漬けにすることで、ジョーンズが攻勢をかけることを阻んだのである。(rattleには「こまらせる」の意味がある)
⑥ろい・ジョーンズが昔の自分の姿という殻に閉じこもっていたのは確かであった。というのも、12ラウンドを通じてホプキンスにむかってパンチを打つことの方が珍しかったからである。(a shell of his former selfは難しいが、要はガードを崩して攻めて倒されることで、以前の自分の尊厳が破壊されることを拒んだ、の意味であろう。)

①The excitement came courtesy of the numerous fouls by both fighters. ②The most notable came after Hopkins was downed for several minutes by a Jones rabbit punch in the 6th round. ③Hopkins emerged from his corner completely taken over by anger as he and Jones exchanged heated shots more meant for a street fight than a prize fight well after the bell sounded.④ Referee Tony Weeks had to separate the two as they launched what were probably the best punches of the entire fight during the fracas. ⑤One of Jones’ twin sons jumped from his ringside seat and nearly joined the action as he stepped into the ring.

①興奮する場面がやってきたのは、二人のファイターの反則のおかげであった。(courtesyには「丁寧さ」の意味があることは受験生には常識だが、(by) courtesy of で「~のおかげで」の意が生じることに注意。よく知られている単語の、意外な意味は試験に出やすい)
②一番すごかったのは、6ラウンド、ジョーンズが放ったラビットパンチでホプキンスが数分の間ダウンしたときだった。
③ホプキンスは怒りに取りつかれてコーナーから出てきて、ジョーンズと憎しみのこもったパンチを交換した。ゴングがなったあとも続いたこともあって、好ファイトなんかではなく、むしろストリートファイト賞ものであった。
④レフェリーのトニー・ウィークスは、二人がその試合でのおそらくはベストパンチの交換をしているけんか騒ぎの中、二人の間に入ってゆかねばならなかった。(fracas「ケンカ」)
⑤ジョーンズの双子の息子の一人は、リングサイドから立ち上がり、リングに駆け上がり、もう少しで乱闘に加わるところだった。

①The madness in the sixth round was the highlight of a relatively uneventful matchup between two fighters who should have fought years ago. ②That is certainly not a good sign for fighters of their stature.

①6ラウンドの、狂気に満ちた戦いは、どちらかといえば平坦な二人の組み合わせの中でのハイライトであった。この二人は、数年前に戦っておくべきだったのだ(should have 過去分詞で、「過去への後悔」をあらわす仮定法過去完了となる)
②こんな騒ぎは、二人のファイターとしての威厳にとって、好ましくなかったことは確かである。


①Regardless of the numerous infractions, Hopkins would remain the aggressor throughout and earn the unanimous decision victory in front of roughly 6,000 fans looking to see the two future Hall Of Famers perhaps for the final time.

①複数個所の骨折にもかかわらず、ホプキンスは攻勢をとり続け、3-0の判定勝利をおさめた。そこにいた6000人のファンは、二人の将来の殿堂入りファイターの、おそらくは最後となろう姿を見に来ていたのだ。(regardless of 「~に関係なく」)

①After retreating to his dressing room, Hopkins collapsed to his knees and needed to be taken to the hospital. ②It is not known what exactly was the cause but early reports say that it was a result of the punches behind the head that had Hopkins seeing spots. ③A stretcher was reportedly brought to the locker room but Hopkins got into the ambulance on his own free will.

①控え室に戻ったあとで、ホプキンスは膝から崩れたので、病院に搬送される必要があった。
②何が原因かはっきりとはわからないが、最初の報道によると、ホプキンスが受けた後頭部への打撃(ラビットパンチ)のせいだろう、というものだった。(itは仮主語)
③控室に担架が運び込まれたが、ホプキンスは自分の力で救急車に乗り込んだ、と報道されている。

①Golden Boy CEO Richard Schaefer alerted the waiting media to the news during the post fight press conference and spoke on his friend’s behalf.

①ゴールデンボーイプロモーションのCEOであるリチャード・シェファー氏は、試合後の記者会見を待っているマスコミに緊急事態の旨伝えて、友人の代わりにしゃべった。(alert「警報を発する」 on one’s behalf 「~の代わりに」)

①"It was a great victory for Bernard Hopkins,” Schaefer said. “Seventeen years in the making. He got the win, the victory he waited for. A lot of people counted Roy out. Roy came to fight and I want to congratulate him for that."

①「これは、ホプキンスにとって偉大な勝利だよ」シェファー氏は述べた。「17年かかったんだ、でも勝った、ホプキンスが待ち望んでいた勝利だ。多くの人が、ロイが試合に出てくるのを待っていたんだ。ロイは試合に出てくれた。私はそのことに関し、ロイに称賛の言葉を与えたい」(countに「期待する」の意味あり。受験生はcount on「当てにする」など抑えてください。congratulate A for B 「Bのことに関して、A」を称賛する )

①The obvious question would be whether or not Hopkins would continue to fight. ②With the 45-year-old fighter having a hospital visit, one must wonder if the Jones victory would be the way to end his career.

①明らかな疑問は、今後もホプキンスが現役を続けるか否か、ということである。
②45歳にもなる選手が病院に搬送されたことを考えると、ジョーンズに勝ったことで、キャリアを終わりにするのがいいのでは、と考えざるをえまい。(withの句は、分詞構文の付帯状況。havingが作っている使役にも注意。)

①“He’s certainly one of the biggest and best fighters of our generation,” Schaefer continued. “Who knows? Maybe all of us tonight witnessed history and maybe it was the last fight for one of the greatest fighters of our generation.”

①シェファー氏は続けた。「ホプキンスは、我々の世代における最大の、最高のファイターの一人だよ。誰がそのことに疑いを唱えられようか、いや、誰もいない。おそらく、今晩あの試合を見たすべての人が歴史の証人になり、そしておそらくは我々の世代における最大のファイターの一人の最後、ということになるだろう」

①John Wirt, CEO of Square Ring, notified the media that Roy Jones was also taken to the hospital as a precaution.

①Square RingのCEOであるジョン・ワート氏は、ロイジョーンズもまた、大事をとって病院行きとなった旨明かした。(precaution 「予防措置」)

①"Roy is going to the hospital as well,” Wirt said much to the chagrin of the media. “In terms of this fight, it was obviously a longstanding rivalry between two legends of our generation. ②It is up to Roy. ③I am sure he will be making that decision down the road in terms of what he wants to do with his career."


①「ロイもまた、病院に行く予定だ。」ワート氏は、無念さを隠さずにマスコミに語った。「今晩の試合に関しては、我々世代の二人の伝説の間に、長きにわたるライバル関係が存在したことがあきらかになったことだ。」(in terms of 「~という観点から」 chagrin「無念、失望)
②「ロイ次第だね」(be up to 「~にかかっている」up toには多義語性があるので、受験生は注意。)
③「ロイが、今後のキャリアにおいて、何をしたいという観点から、決断をしてくれると信じているよ」(down the road「今後」)

どうやら、二人とも引退が近いのでしょうか。ホプキンスは、ヘビー級進出への未練があるとは聞いていますが。

ジョーンズのような、反射神経に過度に依存する天才型は、反射神経に多少なりとも狂いがでると、凋落が早い好例だったと思います。

話が飛びますが、同タイプ(天才型)のフロイド・メイウェザーも戦いを続けるなら、いつかは惨敗の日が来るでしょう。誰によってかは、わかりませんが。正直、モズリーには安全運転で勝つような気がしますし、パッキァオにも、実力面から考えれば、現状ではメイウェザー有利な気がします。マスコミは、パックマンの派手さに魅了されているようですが、メイウェザーの、懐の深いディフェンシブなスタイルを崩すのは相当難しいのでは。僕は、「同タイプで、メイウェザーより体格・スピードが勝る」選手でないとメイウェザー攻略は困難と予想します。

天才型ではなかったカルザゲが無敗のまま引退したのは非常に賢明だったと思います。
スポンサーサイト

テーマ : ボクシング
ジャンル : スポーツ

コメントの投稿

非公開コメント

No title

いつもお疲れ様です。
失礼ながらいくつか指摘させてください。

bad bloodはこれだけで「因縁」を意味します。

~to neutralize what was left of an aging Jones' speed~
のくだりは「加齢による衰え著しいジョーンズに残されたわずかなスピードをも無効化し」~
となるのではないでしょうか?

また~was clearly a shell of his former self~の部分も
「明らかに昔の自分のぬけ殻だった」という意味でしょう。
全盛期のジョーンズはディフェンスに無頓着で、
両手を後ろに組んで戦うこともありましたから。

prize fightは文字通り「賞金稼ぎマッチ」で、転じてプロボクシングの意です。
好ファイトという意味は持っていません。

infractionsは数々の反則の意味で、骨折ではありません。骨折はfractureですね。

A lot of people counted Roy out.の部分は残念ながら完全な誤訳です。
これは「多くの人がロイを除外していた」、つまり
「ロイの勝ちを予想する人は少なかった」という意味です。
期待していたわけでは決してありません。

havingが作っている使役にも注意という註がありますが、
これは使役ではなく単に他動詞haveが目的語a hospital visitをとっているだけでは?

ジョン・ワート氏の発言については私訳をさせていただきます。、
「ロイも今ちょうど病院に向かっているところだ。今夜の試合で分かったことは、
我々の世代の2人のレジェンドの間にあった長きにわたるライバル関係に終止符が打たれたことだけだ。
決断するのはロイだ。今までのキャリアを生かして今後何をしたいかを考えれば、
近いうちに(引退という)決断が下せるんじゃないかな」

細かい部分にもいろいろありますが、意味がまったく変わってしまうところだけ
ピックアウトさせていただきました。
ちなみに早起きされて、ということですが、何分ぐらいかかりましたか?

No title

涼しい木星様

ご指摘、ありがとうございました。

count out の用法は、自分は知らなかったので、今辞書で調べたところ、口語で「除外する」の意味が出てきました。これは純粋な勉強不足でした。

僕の場合、仕事柄どうしても(旧帝大に出るような)古い英文を扱うことが多く、口語については定期的に語彙を拡充する必要性がある、と感じました。

訳す時間は90分くらいでした。

これからもよろしくお願いします。

涼しい木星様も英語関連のお仕事をされているのですか?
スポンサーエリア
プロフィール

とんち番長

Author:とんち番長
後楽園通い、20年超えた、筋金入りのボクシングマニアです。東大や国公立医学部志望者の高校生や大学受験生に「受験」英語を教えることが仕事です(つまりしゃべりは全く駄目です)ので、たまに英文を引用して、受験生のひまつぶしにもなればいいと思っています。結構試験でのツボがあるかもしれません。

なお、かなりのスロ好きです。「デビルマン・悪魔降臨」の画像のプレミア性を理解できた方も、相当マニアなはずです。

この16384の1のプレミアボーナスは、明が美樹の首だけになった遺骸を葬るシーンが、フリーズを伴い、画像表示されるのが基本だとお気づきでしょうか。これは、実は何の変哲もない、よくありがちな美樹が悪魔に追いかけられる画面から入ったのすが、連続演出中にプレミア引いたのでしょう。

自称プレミアハンターで、特に初打ちでプレミアを引くのが得意です(笑)。今日現在、神に5回愛されています。

リンク
アマゾン通販
スポンサー
スポンサー
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
おすすめ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア
お勧め
ポイントをPOINTINで獲得!そして換金!完全無料のポイント サイト
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。