メイウェザー対コット戦

一日遅れですが、感想を書きます。

前座のアルバレス対モズリーは、アルバレスに体力のみならず、意外とスピードがあること、戦術面でも柔軟性があることを示してくれたと思いました。モズリーも、昨年のパッキアオ戦とは違い、「勝つ」努力はしたものの、若武者の勢いを止めることはできなかった、という感じです。もう40歳、そろそろキャリアの終焉を迎えている、寂しさを覚えました。

メイウェザーは、一部報道では「圧勝」とあったが、実はかなりの苦戦だったのではないか。本人も試合後のインタビューで、それをほのめかしていたし、鼻血を出すメイウェザーなど、みたことがなかった。ポイントこそ奪えなかったものの、コット自身は自分のボクシングを貫き、それなりの充足感を得たのではないか。コットのこれまでの2敗は「惨敗」であったが、この試合では深刻なトラブルに陥ることもなく、スキルの差で敗れただけであろう。

そうなると、コットもモズリーも、防戦一方に追い込んだパッキアオとの試合が見たい、というのが我々マニアの本音ではある。ただ、頭のいいメイウェザーのこと、今回の苦戦で自らの空間支配能力に劣化が見られたことを体感したのではないだろうか。本当にやるつもりなのか。正直、あの試合でのメイウェザーの出来なら、パッキアオのパワー・スピードに押し切られてしまうのでは、と思った。多分、ロープを背負う戦法では、完全にパッキアオの餌食であろう。リングの中央で、体格の差を生かしてアウトボクシングに徹するのがメイウェザーにとっては得策であろう。

これまでの両者の共通の対戦相手で、メイウェザーのほうがいい勝ち方をしたのはマルケス兄くらいではないだろうか。パッキアオはよほど、マルケスとは相性が悪いようである。

メイウェザーはリング外のトラブルで、収監されると聞く。となると、多分タイトルは返上、であろう。もっとも、メイウェザーやパッキアオのレベルでは、「タイトル」の意味はそんなにない気がする。誰がほんとうに強いのか、それだけを知りたい…。

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ご無沙汰しております:動画サイト作っていました。

今回、まるまる九連休で、時間間隔が完全に飛んでいたようですが、試しに動画サイトをオープンしてみましたので、よかったら覗いてみてください。完全に、趣味に走っていますが…。

http://boxeodelmund.bufsiz.jp/

そういえば、明日には木村選手がシンガポールでクリス・ジョンに挑戦するようですね。
ジョンは地味ですが、あのマルケス兄にも明白なポイントをピックアップしているテクニシャンであると同時に、相手が弱いと速攻で試合を終わらせる決定力がありますからねえ…。

インドネシアが会場でないのが、せめてもの救いです。悔いのない、迷いのない試合をしてもらいたいですね。





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「ジャブ」の効用

今日のダブルタイトルマッチ、山中の右リードがダルチ相手に見事に機能した。前進を止め、攻撃の起点を崩し、サイドステップのためにひっかける。先日の清水のリードは確かによく訓練された、多彩なものであったが、テーパリットのの重厚な圧力を防げなかった。あらためて、リードブローの効用を再認識した次第である。

初防衛戦で、voluntaryであるのに、強豪、それもビッグネームのダルチに完勝したことは、山中の未来を明るくするものとなろう。WBA正規王者のフットワークの殆どがバックステップであるのに対し、山中は縦横無尽に足を使い、ダルチのクリーンヒットはほとんどもらわず、岩佐戦でも見せた、ボディ打ちで、ダルチを疲弊させていった。KOも期待したが、これだけできれば、ラスベガスでのビッグマッチ、おそらくは西岡のアンダーカードになろうが、への一歩を踏み出したといえる。二日前に、WBA正規王者が、二桁の無名ランカーに大苦戦した試合を見たあとでは、山中の威風堂々とした勝ち方がさらに眩しく見えた。

粟生は、パワーファイターへの転身を図っているのだろうか。もう少しアウトボクシングすれば、楽にポイントアウトできたであろうし、カウンターでのダメージを植え付けることもできたはずであろう。現状の実力がこの程度であれば、WBA王者内山の左リードの餌食になってしまうであろう。デビュー当初の、変幻自在なボクシングも思い出してほしい。内山のリードを、トリッキーな動きでできるだけ食い止め、左カウンターをクリーンヒットさせることができれば、ポイントはある程度とれるかもしれない。それでも僕は、12ラウンドを必要とせず、内山が強打をまとめてストップ勝ちを予想しますが。

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試合予想・亀田戦、清水戦

試合予想です。かなり主観が入っていますので、お許しを。

亀田ですが、先日ニュースで挑戦者の公開スパーを見ました。いかにもたたき上げ、という感じで左右フックぶんぶん振りまわしの選手ですね。キャリア初期の負けを糧に、PABA王座奪取、連続KO勝ち、不気味な感じですね。

亀田攻略としては、左右フックへのガードは鉄壁なので、いかに真中を貫けるか、にかかっていると思う。挑戦者がアッパーを温存しているとすれば、序盤は特に警戒が必要かと。

基本的に、亀田長男は「相手に攻めさせ、バックステップ、単発の左」なので、踏み込みが早くアッパーが打てる選手には弱いだろう。ポンサクには、技術で完敗、という感じではあったが。

古い話だが、カオサイや鬼塚を苦しめたアルマンド・カストロ、荒武者ラバナレスのような選手なら亀田長男を相当苦しめたであろう。なんだかんだで、亀田長男はボクシングの基本はしっかりしているので、基本から外れた選手でないと…という感じ。

まあ、それでも、亀田の防衛はなんとかなる気がします。

清水は、相当やばいのでは???先日のWBC戦でも、タイ人ファイターの怖さを目の当たりにしています。ナチュラルなフライ級、しかも撃たれて脆い清水だときつい感じ。技術でも、亀田二男戦でポイントアウトできるだけのものを持っている…。清水は、休養王者に据え置かれ、モチベーションでも不安あり。僕は不利とみます。

清水の勝利は、集中力を12ラウンド保ち、アウトボクシングできるかにかかっていると思う。先輩の村田英次郎さんの全盛期なら、あのタイプはそんなに苦にはしなかっであろうが。

清水選手、僕の予想を覆してください。

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生観戦!!!WBCスーパーフライ級タイトルマッチ




昨日、ブログ仲間と連れだって、いざ後楽園に。

なんと、当日は立ち見がなく、12000円のチケットからの販売ということで、愕然。

まあ、タイトルマッチ3試合みれるなら、と諦めてチケット購入、「天下一品」のラーメンで腹ごしらえをしてきました。

前座の東洋・日本ウェルター級タイトルマッチは、11ラウンド、あきべえが苦闘の末KO勝利。ただ、うたせすぎでダメージが心配です。打たれ強くなっているのはいいことなのでしょうが、今回は斉藤に一発がない分救われていた試合。マーチンさんがレフェリーなら、インターバルで止めていたかもしれないほどに、あきべえにはダメージ、疲労が見られました。

さて、メイン。予想では佐藤の無難な判定勝ちかな、とも思ったのですが、偵察の1回を終え、2回、佐藤がスリヤンからダウンを2度奪うもフィニッシュならず、チャンピオンも盛り返してきて、小差判定で新チャンピオン、でした。114−112がふたり、ということは2回の2度のダウンがなければドロー、と見た目より薄氷の勝利でした。ジャッジは接近戦でのもみ合いでのチャンピオンの攻勢をとったのでしょうが、クリーンヒット、ダメージングブローは明らかに挑戦者でした。佐藤は接近戦もできるのですが、「美映え」という課題が残った感もあります。

さて、お客がぞろぞろ帰る中、日本スーパーフライ級タイトルマッチ、翁長対木下。挑戦者決定戦でのドローから、日本タイトル決定戦で再戦、というパターンは自分の記憶に間違えがなければ、翁長のセコンドの松本好二対渡辺司、以来のような気がします。この試合は故・浅川誠二選手が園選手に歴史的番狂わせでKO負け、勝った新チャンピオンがインタビューで即引退声明、という珍事で生まれた記憶が…もう20年以上前ですが。

試合は、やはり翁長のハートの弱さがもろに出て、1−2ながら、明白な判定負け。勝った木下選手の勝負への執着が光った試合でした。試合は、素人受けはしないでしょうが。

試合中、かつての教え子からメールが来て、軽くつまんで、帰宅、とあいなりました。この男は東大模試で偏差値91をたたき出し、理3合格、医学部の学生でありながら、すでに会計士、司法試験予備試験を通った鬼才です。世界とるのとどちらが難しいのかなあと考えていました。

以前、彼とおなじ理3出身の、国際ジムの稲村健太郎君を個人的に応援し、チケットも購入していたのですが、かれは、一度バンタムでランクインしたものの、タイトルマッチが決まらなかった記憶があります。対戦者も、臼井(大場にはスプリット負け、岩佐にはストップ負け)、三枝(中広には完敗、先週みたばかりの「名古屋の激闘王」、元OPBF王者の大橋選手には敵地でストップ勝ち)などとハード路線でした。今はどうしているのかなあ、とふと彼のファイトスタイルを思い出しました…。

ちなみに、12000円の席と、30000円の席が一列しか違わないのは結構笑えました。




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プロフィール

とんち番長

Author:とんち番長
後楽園通い、20年超えた、筋金入りのボクシングマニアです。東大や国公立医学部志望者の高校生や大学受験生に「受験」英語を教えることが仕事です(つまりしゃべりは全く駄目です)ので、たまに英文を引用して、受験生のひまつぶしにもなればいいと思っています。結構試験でのツボがあるかもしれません。

なお、かなりのスロ好きです。「デビルマン・悪魔降臨」の画像のプレミア性を理解できた方も、相当マニアなはずです。

この16384の1のプレミアボーナスは、明が美樹の首だけになった遺骸を葬るシーンが、フリーズを伴い、画像表示されるのが基本だとお気づきでしょうか。これは、実は何の変哲もない、よくありがちな美樹が悪魔に追いかけられる画面から入ったのすが、連続演出中にプレミア引いたのでしょう。

自称プレミアハンターで、特に初打ちでプレミアを引くのが得意です(笑)。今日現在、神に5回愛されています。

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